文:沢渡祥子さん
はじめに
『シャドウフェル城の影』は、2008年12月と2009年1月の2回遊びました。
時間の制約もあり通して最後まで遊んだわけではないのですが、4版の雰囲気を楽しむことができました。
DMもPLも若葉マークのヒヨコ揃い、遊び方もさじ加減も暗中模索なセッションでしたが、その直前に参加したGameDayでの経験を元に、どうにかこうにか取り回すことができました。
冒険開始
冒険者一行は、ドーヴェン・ストール氏の奥方から依頼を受け、氏の捜索にウィンターヘイヴン村に向かいます。
――そして早速、村に着く前に街道で一戦。
これがDMG p.100にあった、「なんらかのアクションを伴う開始」というタイプの序盤なのかなぁとか思いつつ。
緒戦はコボルドでした。
こちらとしてはまだまだ「シフト」や「アクション」なる概念に不慣れなのに、「本来ならできないマイナー・アクションでのシフト」を行うややこしい相手。PCのみならずDMをも翻弄しておりました。
この戦闘では一日毎パワーも遭遇毎パワーも気前よく使って、危なげなくクリア。
初心者プレイヤー&DMらしく、アクション・ポイントを使うのはすっかり忘れていました。まあ、それでも何とかなった程度の戦闘という感じで。
1マスで斜め移動ができてしまうことになかなか慣れません。タバサPLだけ凄い勢いで順応しておりましたが、あれはプレイヤー資質としか言いようがない。
冬越村で唯一の宿屋『ラフトン亭』に宿を取り、行方不明のドーヴェン氏についての情報を収集。
泥酔している酒場の客から、ドーヴェン氏が行ったという『竜の墓所』について、酔っ払いの落書き的な地図を書いてもらいました。内容があまりにも不安なので、翌日、村の物知り賢人さんを尋ね、赤ペン先生をしてもらって地図の訂正をしてもらったり。
そして、どんなに傷を負っても一晩寝れば(大休憩を取れば)全快、という、およそドラクエ的な処理を経て、ドーヴェン氏が行った竜の墓所に向かいます。
そこに、待ち伏せからの奇襲を仕掛けてくる新たなコボルドたち。
待ち伏せを見抜く判定を――〈視認〉判定25なんて出るわけがなく。何その1Lv対応シナリオの癖に暴力みたいな数字。(※ホビージャパン注:pdf版ではアップデートにより難易度19に修正されています)
というわけで、不意を打たれました。
コボルドの竜司祭がてくてくてくと近寄ってきて、ぶわっと我々全員を射程に収めてブレス。ダメージ値はほぼMAX。これでパーティのhpは全員、半分くらいに。
そしてコボルドの遊撃兵がてくてくてくと近寄ってきて、パラディンのマルタスにさくっと攻撃。マルタスは盾も持っているしAC高いし、そうそう当たら――あ、さっくり当たった。
そこに竜鱗盾を持つコボルド達がわーっと突撃してきて、パラディンのマルタスにざっくざっくと攻撃。マルタスは盾も持っているしAC高いし、そうそう当たら――あれ、全員が命中させている。
気づけば。
マルタスのhpは1点、タバサは重傷、他の3人も重傷目前で不意打ちラウンド終了。
イニシアチブは、敵より早いのはタバサ@攻撃型ウィザードだけです。どうしろと。っていうか何ですかこの絶体絶命。僕たち最初からクライマックスだよ的な状況。
タバサ「今日に限ってスリープ取ってなかったーーー!」
私「何持っているんですか。何ができるんですか」
タバサ「攻撃……だけ」
……。
結局、タバサの呪文攻撃は、敵をわずかに焦げさせダメージを入れただけ。
さっきブレスを吐いたコボルド竜司祭は、悠々とその場を離れてパーティと6マスの距離を取り、遠距離呪文でマルタスにざっくり4点ダメージをくれやがりました。
パラディン、早々に気絶。
マルタス@パラディンが倒れた今、唯一の回復能力持ちであるイリューシア@クレリックの行動手番は、一番最後です。
まだこの後、敵の攻撃は竜鱗盾のコボルド×3、コボルド遊撃兵と続きます。
絶対死ぬ。誰か死ぬ。
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