コラム

D&D第5版へのお誘い 『大口亭綺譚』

更新日: 2019.01.29

DM用アドベンチャー紹介(巨人族を討て&恐怖の墓所)

『大口亭綺譚』は待望のD&D第5版用中編アドベンチャー集です。DM向けに各アドベンチャーの魅力と注意点をご紹介します。なお多量の「ねたばれ」を含みますのでプレイヤー予定の方はお気をつけください。

 『巨人族を討て』もボリューム大です。というかこれは1本の中編ではなく3本の中編です。白羽山と同様、「各ダンジョンに至る導入」や「各ダンジョンにたどりつくまでの冒険」を自作するのもいいでしょう。つまり巨人族が罪なき人々を襲い踏みつぶし「なんとちっぽけな、なんと他愛ない」と笑う。待ていと声がしてPCたちが登場する。とかです。

 ちなみにこの本のアドベンチャーを続けてプレイしていると巨人族で報酬の質と量が一気にあがります。そしてそれは一行が恐怖の墓所に挑むためには必要なことなのです。

 『恐怖の墓所』は有名なひでえダンジョンです。読むとDMGの「DMがやってはいけないこと」の箇所がなぜあるかよくわかります。とはいえそのまま遊んでもソレはソレでおもしろい(ホント)。あとこれのいいのは……

(1)前半の罠は言うほどデッドリーじゃない。
(2)きちんとリターンはある。
(3)白羽山同様、絵が有効に働く。

 ……ことです。ただし昔の版に比べて絵の数ちょっと減ってるので、そこは昔の絵を活用するのもアリです。
 WotC社の『恐怖の墓所』ギャラリーはこちらです

文:桂令夫