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はじめに
このボックス・セットには、君が初めて『ダンジョンズ&ドラゴンズ』を遊ぶために必要なすべてのものが入っている。
『ダンジョンズ&ドラゴンズ』(D&D)は、ロールプレイング・ゲームの元祖だ。何十年も前から、D&Dは他のTRPGやコンピュータ・ゲームに大きな影響を与えてきた。逆に言えば、君が『ドラゴンクエスト』、『ファイナルファンタジー』、『ゼルダの伝説』や『モンスターハンター』などをプレイしたことがあるなら、君はもうすでに『ダンジョンズ&ドラゴンズ』がどんなゲームかわかっていると言っていいだろう。この本を手に入れた君は、これから世界最高のRPGの最新版を体験することになるのだ。
君がファンタジーRPGを遊んだことがなくても心配ない。この本を読み進めていくだけで、君は会話を通じて魔法とモンスターと大冒険に満ちたファンタジーの世界をエキサイティングに擬似体験する方法を学んでいくことができるからだ。
『ダンジョンズ&ドラゴンズ』で君は伝説の勇者の役―武器戦闘の達人ファイター(戦士)、信仰の力で仲間をサポートするクレリック(神官)、急所ねらいの攻撃で大ダメージを与えるローグ(盗賊)、そして強力な呪文で敵をきりきり舞いさせるウィザード(魔法使い)のどれか―を演じる。必要なのはいっしょにプレイする友達数人と、ほんの少しの想像力。それさえあれば、君は壮大なクエスト(使命)、命がけの冒険、血に飢えたモンスターとのバトルや様々な怪事件に挑むことができる。
『ダンジョンズ&ドラゴンズ』の世界には、勇気ある英雄以外は足を踏み入れることもできない古代の遺跡や広大な地下洞窟、未開の荒野がたくさんある。ここは剣と魔法、エルフとゴブリン、巨人とドラゴンの世界―そして冒険の世界なのだ。それでは、君が手にしているこの本と、それから赤い箱の中のいろいろなものを使って、冒険の旅を始めよう。
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この本の使い方
君はこの本を読むだけで『ダンジョンズ&ドラゴンズ』の遊び方を自然にマスターできる。この先を読み進めていくうちに、君は初めての冒険を経験する。その中で君は邪悪なモンスターと戦い、盗まれた宝物を取り返すクエストを引き受け、『ダンジョンズ&ドラゴンズ』の世界について学んでいく。実際にプレイしてみながらゲームの遊び方を身につけていくというわけだ。
『ダンジョンズ&ドラゴンズ』というゲームは通常、3人以上のグループでプレイする。君が遊び方をおぼえたら、いっしょに遊ぶ友達にこの本を貸してあげよう。そうすれば、みんなで集まって新しい冒険を始める前に、友達も自分のキャラクターを作って、ルールをおぼえることができるからだ。
グループで遊ぶ場合、プレイヤーのうち1人が“ダンジョン・マスター”(DM)になる。ダンジョン・マスターはモンスターを操ったり、他のプレイヤーたちの冒険のガイド役をつとめたりする。他のプレイヤーたちは全員、この本を使ってキャラクターを作る。しかし、DMが使うのは箱に入っているもう1冊の本―『ダンジョン・マスターの書』だ。そちらの本には、グループが力を合わせて探険するダンジョンがのっている。
このセットには他にも重要な小道具が入っている。
まずはダイス(サイコロ)1セット。これの使い方は、この本のソロ・アドベンチャー(1人用の冒険)の中で説明する。
次にポスター・マップ。これには片面にダンジョンの全体図、もう片面には屋外の十字路とモンスターの住みかが描かれている。このポスター・マップはソロ・アドベンチャーにも、『ダンジョン・マスターの書』のグループ用アドベンチャーにも使用する。
トークン。これは君と仲間たちがプレイするキャラクターと、『ダンジョン・マスターの書』にのっているモンスターたちをあらわす厚紙でできたコマだ。
最後にパワー・カードとアイテム・カード。これには君のキャラクターが使うパワーや、冒険の途中で手に入れる宝物のデータが書かれている。
プレイヤーの書 プレビュー『第1話:ゴブリン襲来!』
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冒険の準備
では、これから『ダンジョンズ&ドラゴンズ』の遊び方を説明しながら、君のキャラクターを作成していく。この本で作成したキャラクターは、どんな世界設定でも使えるし、君がこれから遊び方を教える仲間たちといっしょに遊ぶ場合にも、すでに何度もD&Dを遊んでいるグループに混ざる場合にも使える。ただし、この本はただ最初から最後まで読み通すだけの本ではない:これはアドベンチャーなのだ!
君はこのアドベンチャーで自分の進むべき道を選んでいくことによって、ゲームを遊びながら必要なすべてのことを身につけることができる。
まず最初に、1分間かけてファンタジー世界における君のヒーローをイメージしてみよう。それは以前に見た映画やアニメ、コンピュータ・ゲームのキャラクターに似ていても構わない。君のヒーローの種族はヒューマン(人間)、エルフ、ドワーフ、ハーフリングのどれかになる。これらの種族がどんな姿をしているかについては、次の2ページを参考にしてもらいたい。君のキャラクターは男性でも女性でもいい。肌や髪や瞳の色も、君が思い描いた好きな色にしてかまわない。
イメージがまとまったところで、ボックスの中に入っている“キャラクター・シート” を見てみよう。これはコピーを取って使うものだが、とりあえず白紙の紙に同じ内容をメモしておくだけでもいい。まずは、このキャラクター・シートに、君がイメージしたキャラクターの基本的な設定(種族や性別など)を書きこんでいこう。ヒーローの名前は君がつけてあげてもいいし、どこかの作品のキャラクターの名前を借りてしまってもいい。望むなら、君はキャラクター・シートの「メモ」の欄にキャラクターの外見や性格についての描写を書きとめておいてもいい。
お買い求めは全国の書店、アナログゲームショップで。
4Gamer.net 企画記事連載「ダンジョンズ&ドラゴンズで遊ぼう」(全4回)
ASCII.jp 企画記事
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スターター・セット書式キャラクター・シート:約1MB/(PDFファイル)
街へと戻る道は覚えているはずだった――ふたたび足跡をたどって十字路まで戻れば、そこからフォールクレストの街までは大して遠くない。しかし降り出した雨のおかげで、そのもくろみはおじゃんになってしまった。
赤箱、つまり『ダンジョンズ&ドラゴンズ第4版 スターター・セット』の「プレイヤーの書」にある冒険から続けて遊ぶことができる、ゲームブック形式のソロ・アドベンチャー。ルールを覚えつつの「プレイヤーの書」と一味違い、迫力のある冒険を楽しめる。
サポート・コーナー「ダウンロード」:『幽霊塔の冒険』 1レベル・キャラクター向けソロ・シナリオ
"ドワーフの商人に依頼されて、とある箱を求めて冒険に挑み、君たちは邪悪な死霊術師を倒した。その舞台となったダンジョンを出ようとしたとき、立ちふさがった者たちとは!
この戦闘遭遇は『ダンジョンズ&ドラゴンズ第4版 スターター・セット』(赤箱)収録の「ねじれた迷宮」のラストにくっつけることができる1回の戦闘遭遇である。
英語版発売では封入の案内に記されたアドレスでのダウンロード公開であったボーナス戦闘遭遇を、日本語版発売と同時に、もちろん日本語版で公開!「ダンジョン・マスターの書」に記された、「アドベンチャーの作成」や「遭遇の作り方」と合わせて遊べば、そこにはアドベンチャーを作って限りなく遊ぶことができる冒険が広がるだろう。