モンスターマニュアル モンスター図鑑

アウルベア
 このクリーチャーは羽毛と毛皮が入り混じって密生した体毛をしている。胴体はベアのようだが、大きく丸い目と鋭いクチバシのついた鳥のような頭をしている。
アウルベア(フクロウグマ)は狂暴さと攻撃性、そして実に短気なことでも悪名高い、非常に危険な肉食獣である。彼らは動くものならほとんどどんなものでも、しかも、何も怒らせるようなことをしなくとも攻撃する可能性が高い。
学者たちは、アウルベアの正確な起源について、長い間、論争をしてきた。最も一般的な理論は、狂ったウィザードがジャイアント・アウル(巨大フクロウ)とベア(熊)をかけあわせて、このクリーチャーの最初の個体を創り出した、というものである。アウルベアの体色は黒褐色から黄褐色に及び、クチバシは濁った象牙色。完全に成熟したオスは身長8フィート(約2.4m)、体重は1,500ポンド(約680kg)に及ぶ。このクリーチャーと遭遇して生き残った冒険者たちはしばしば、縁の赤い目の中に仄見えた獣じみた狂気のことを口にする。
アウルベアは人里離れた荒野に棲み、木々の密生した森や浅い地下の洞窟に巣を構える。アウルベアはその辺りで捕まえられる獲物の習性にもよるが、日中でも夜間でも活動することがある。成体はつがいで暮らし、子供を巣に残して群れで狩りをする。巣には普通、1d6体の子供がおり、文明地域の多くでは1体3,000gpの値がつく。アウルベアを飼い馴らすことはできないが、それでも、勝手にうろつく番兵として戦略的に重要なエリアに配置することはできる。プロの調教師は、アウルベア1体を育てたり調教したりするのに(子供なら難易度23、成体なら難易度30)2,000gpの料金を取る。