『ウォーターディープ:壮麗な都』 プレビュー:ウォーターディープのモンスター

スカラダー

 この蠍に似た自動機械は赤く錆びてぼろぼろになった鉄の部品を組み合わせて作られている。尾の先で、危険な電気エネルギーが音を立てて火花を散らしている。


 スカラダーを作ったのは“金属の魔道師”トロブリアンドだ。ハラスター・ブラッククロークの元弟子である。昔はアンダーマウンテンにしかいなかったスカラダーだが、その周囲にある地下と地上の地域にも広がり始めている。無目的の殺戮機械としてアンダーマウンテンからさまよい出たものもあれば、どこか別の場所でトロブリアンドの元弟子が作成したものもある。トロブリアンドは荒野に数体のスカラダーを放し、遭遇したすべての生きているクリーチャーを殺害してその死体を食べろと命じた。近年、ウォーターディープの最暗の裏道に単独で行動しているスカラダーが数体出現した。トロブリアンドが自身の敵を速やかに殺害するために送り込んだのだ。
 スカラダーはしばしば衛兵として使用されている。一般的なスカラダーは仲間の人造が攻撃を受けたら支援するよう命じられている。スカラダーのなかには魔法の狩人として使用されているものもある。遭遇したすべての魔法のアイテムを呑み込み、必要なら武力行使するよう命じられているのだ。