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モンスター・マニュアルV モンスター図鑑

デロ

 デロは力を渇望した狂える文明の、ひき歪んだ末裔である。その文明はこの世界がまだ幼いころ、諸次元界をばらばらに引き裂きかけた。プライモーディアルの力を渇望しつつ、いかなる主にも膝を屈することをよしとしなかったデロは、“彼方の領域”へのポータルを作り、その力を利用しようとしたのである。だが、彼らが解き放った狂気と恐怖は“世界蛇” とよばれる大いなる原始精霊の介入を招いた。世界蛇はデロの領地を地表の遥か下へと引きずり込み、彼らの企みを食い止めたのである。
 初めてドラウの一団がデロの文明と遭遇したとき、逃げ延びることができたのはただ一人のみだった。彼女が帰り着いたとき、その切断された四肢と気の狂った振る舞いを見て、ドラウ達は確信したのである。デロの文明は滅ぼされるべきであると。
 数世紀が過ぎて、廃墟となったデロの都市は衰えていった。だがしかし、その年月も彼らの異常な行動を思いとどまらせることはできなかった。デロ達は定期的に近隣の地下文明への掠奪や、地上への侵略を行なう。デロの略奪者達は、異形の恐怖的存在の苗床とするために奴隷を掠ってゆく。
 彼らの世界は苦しみと欲望、とどまることない偏執的狂気と残忍な裏切りの世界である。頽廃的なドラウでさえ、デロを許容することはできず、デロに対する終わりなき闘いを誓っているのだ。