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『自然の種族』 自然の諸種族の紹介

ノール
  「わしらは過去に成してきた残虐な行ないにより強くなってきた。いまこそ、わしらは正しい行ないもできるということを示さねばならぬ」

“まことの羽の”ガーノック、ノールのオーバドハイのドルイド


 多くのノールは、彼らの崇めるデーモン・プリンスのイーノグフの残虐さに首までつかって抜け出せずにいる。だがわずかな部族はその蛮性の桎梏(しっこく)から自分たちを解き放つ術を探し求めている。こうした部族は、文明化された種族は自分たちを恐れ憎むということ、そして他の邪悪なノールの部族は自分たちを探し出して叩きのめそうとしているのを知っているので、その手に武器を携えてゆく。己の持つ獣の蛮力と、デーモン・プリンスのイーノグフの残虐な意向に駆り立てられ、多くのノールは知性ある獲物を求め原野をさまよう。こうした野蛮なる者たちは、慈悲も名誉もわずかばかり、親切や憐れみに至っては皆無である。こうした存在の例外達は、互いに徒党を組んで大まかな部族を作り、平原や森林をさまよう。そしてそうしたもの達は次第に個人に対する名誉の価値を理解し始める。そして最終的には、いくらか荒削りで厳しいやり方ではあるものの、野蛮な人間の部族がしばしば身に付けるような公正な規範を得るのである。同族の持つ残虐さよりも生存に対して力を注ぐことにより、これらのノールは、文明化した種族との同盟に成功し、その同胞のいくらかをイーノグフへの残酷な崇拝から引き離すのか、それとも同盟に失敗して部族をかつての邪悪と蛮行へ退行させてしまうのかという重大な分岐点に立ったのである。