10代~20代、もしくは30代~40代、または50代以上の人物『ザ・プロファイラー』


フランスの出版社は国民性からなのか会話のきっかけになるゲームが多く、かっちりした数値のゲームが好まれるドイツなどとはちょっと傾向が異なるのですな……(市場プロファイル)

……今回紹介いたします

ザ・プロファイラー

も、厳格な数値のゲームではなくコミュニケーションがキモな協力型パーティーゲーム。

ゲーム自体は簡単で、親プレイヤー(プロファイラー)の出した評価をヒントに、6人の実在・非実在の人物を消去法で最後の1人に絞ること。

プレイヤーはまず誰か一人がプロファイラーとなります。

こんな感じで6人の容疑者が並びます。

裏表併せて200人!

犯人はランダムに1名決める。

プロファイラーはランダムに引いたフレーズカード2枚で、犯人を±5段階で評価します。

「人質事件で人質に取られそう」
「よく考えてから行動する」

……これでどうだ?

「あまり考えていなさそうだし、ほぼ間違いなく人質にはならない」。
他の人はそのプロファイラーの評価を分析して、「違うな」という人を消していくのだ……上の写真ならまず誰を消す?。

容疑者を1人排除するたびに1点で、失敗するまで相談して1人ずつ違うと思う人を削っていきます……ので1ラウンドの最高点は5点。
ラウンドが終わったら次の人がプロファイラーになって、新しい人物とフレーズを引いて新たにプロファイルを披露します。
それを5回やるので25点満点。

まぁ、フレーズの内容が内容で、「正解」があるわけではないので、どちらかというと、「俺のこの評価付から相談して察してくれ」という非言語コミュニケーションのゲーム。
ただし、その相談の内容がフレーズの内容如何でカオスな方向になるのがポイント。
「黒柳徹子以外、人質になり得そうもない……!?」
「貞子はあれで考えてやってるでしょ!」
などなどの相談がポイント。
プレイ時間も短いし、ルールも簡単だし、思わぬ人の思わぬ評価付のギャップが楽しいゲームとなっておりますので初めての人同士でも楽しめるパーティーゲームとしてお勧めいたします。

ザ・プロファイラー
プレイ人数:3-8人
対象年齢:12歳以上
プレイ時間:30分人
製作:Cocktail Games
デザイン:ロマリッチ・ガロニア
価格:3,00円+税

【おまけ】
多言語版になったとき、評価点が点数だけになったのでフレーバーを紹介しますよ……

0点:向いていないので転職か配置転換をお勧めします
5点:ミニゴルフのチームに加わったほうがいいです
10点:ひよっこ:TVのプロファイル番組の出演者レベル
15点:日曜プロファイラー:ガジェット警部と一緒に操作できるレベル
16点:研修生レベル
17点:弟子レベル
18点:見習いプロファイラーレベル
19点:有望プロファイラー
20点:有名プロファイラー:シャーロックホームズに連絡先を教えよう!
21点:プロのプロファイラー
22点:プロファイルの専門家
23点:プロファイルの達人
24点:プロファイルの長老
25点:伝説のプロファイラー:あなたたちを主人公にしたTV番組の企画をしないと!