いつでも、どこでも大丈夫さ『チケット・トゥ・ライド:ニューヨーク』


最近の新作の流れとして、人気の本編をキッズ向けやライト層向けにリメイクするというパターンがありまして、

チケット・トゥ・ライド:ニューヨーク

も『チケット・トゥ・ライド』シリーズで、マップなどを小さくし、カード枚数なども調整をしてのお手軽サイズのゲームとなっております。

サイズ比較!

コンポーネントはこんな感じ。

ルールブックは観光案内風。


マップは小さく28×43cm


同じくサイズ比較。

新規作成の、列車コマにかわってのタクシーコマ。


15個しかないので、きちんと考えないと結構カツカツなのでは?
元ゲームでは45個。


得点計算用紙と鉛筆。
点数トラックがなくなったからだ。

乗車券と行先チケット。

ゲーム自体のコアシステムは変わりません。

自分の手番にできるのは以下のいずれか:
1)カードを引く(2枚)
2)ルートをつなぐ(ルートの長さの分だけカードを支払う)
3)行き先チケットカードを引く(このカードの路線をつないでいると、ゲーム終了時にボーナスになる)

を行い、ゲーム終了時に一番点数を獲得することが目的。
短い路線を弾くよりは、長い路線を引くと点数が高く、目的チケットは近い目的は点数が低く、遠い目的は点数が高いのですが達成しなければペナルティ……というのもそのほかのシリーズと同じところ。

追加の点数要素としては、観光名所に路線がつながっていると点数がもらえます。

たとえば、チャイナタウンにつなげているプレイヤーは全員1点。

いろいろと変更されてはいますが、基本はオリジナルと同じ。
しかし、プレイ時間も短く場所も取らず、お手軽になってのリメイクとなっています。
シリーズ最初のゲームとしてもお勧めですが、ちょっと合間に遊ぶゲームで「すでにルールを知っている人も多い」のですぐにでも始められそうなのもよいところ。
初めてのチケット・トゥ・ライドとしてどうでしょうか?

チケット・トゥ・ライド:ニューヨーク
プレイ人数:2-4人
対象年齢:8歳以上
プレイ時間:10-15分
製作:Days of Wonder
デザイン:アラン・ムーン
価格:3,000円+税