エスカレーション、エスカレーション、さらなるエスカレーション『ヒベルニア(Hibernia)』


さて、今回紹介いたしますのは、古代神話時代のアイルランドの四王国の勢力争いをモチーフにした陣取りゲーム、
ヒベルニア
です。

もうね、ケルト神話好きなら買い。
この時代のこの場所のこのテーマのゲームなんて、もう一生出ないかもしれないんだから!


以上。

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だけだと上司の目がひしひしと突き刺さるので、ゲームの説明を。

ゲーム自体はかなりコンパクトな箱で、ゲームボードはB4位の大きさです。
コマはスタンダードなキューブ。
そして6面別々の色の色ダイス。

ゲーム自体は簡単な陣取りですが、このダイスと土地の色と得点トラックが曲者

自分の手番に、プレイヤーはまずダイスをふります。
色は6色で、4色はそれぞれエリアの色に対応しています。
他に黒と白の目がありますが、黒の目はどの色としても扱ってよく、白は得点に関わる目です。

そして、プレイヤーはこの出た目のエリアといずれかのエリアの計2エリアにしかコマを進めることが出来ないのです!
1箇所は自分で選べますが、もう一箇所の攻める場所がダイス次第で選べないってのが、もうしがらみまみれの氏族社会ッぽくていい感じ!!

攻める場合は、攻め込むエリアに接している自分の支配地域の数だけ、戦士コマを置きます。
元いた敵コマとは相殺。

黄色だったこうなってた。

結果。

で、得点は自分の手番の最後に行うのですが、ココにも色分けされた得点トラックが。
この得点トラックを進めていくためには、いま占領しているエリアと同じ色のマスに同じ数だけ進めるのです。
つまり、得点トラックの次が緑だったら緑のエリアを支配して無くてはならないし、緑・緑のマスに進めるには緑のエリアを2ヶ所は支配しなくてならないのです。

黄色の地域を支配してたらこう。

赤の次は青が連続しているので、いっぺんに進めるには青の地域を2ヶ所支配してなくちゃダメ。

つまり、勝利のためには無理に支配を広げる必要は無く、得点になるところを抑えることができるようにすれば良いワケ。
戦士コマの数には上限があるので、そのマネジメントを考えたりする必要があり、他のプレイヤーの動向も得点トラックから予測ができます。
「ダイスをふる」ということから運ゲー呼ばわりする人がいるかもしれませんが、この手のゲームでプレイヤーに必要とされているのは、どんな目が出ても大丈夫な手を打つ能力、つまり日本人が苦手なリスク管理能力です。

とにかく小さいながらに手堅くまとまっているのがかなり好印象。
パッケージングもコンパクトなボードゲームなので、チョット持ち運んで出先で遊ぶのにも向いてます。

コタツの上に広げても収まるサイズで、ちょっとした陣取りゲームがほしい人にはうってつけとなっております。

ヒベルニア(Hibernia)
デザイン:エリック・B・ヴォーゲル
プレイ人数:3-4人
対象年齢:8歳以上
プレイ時間:30-45分
制作:Closet Nerd
価格:2,600円+税

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