狙えば外さない『ダウンフォース』


最近の流行りとして、過去の名作の復刻が……ということを以前も書いたのですが、

ダウンフォース

も、数々の名作を世に出したヴォルフガング・クラマーの過去の名作、“Top Race”を今のデザイン能力でリメイクした作品となります。

さて……

ゲーム自体は「カーレース」をテーマにしていますが……主なイメージはF1?
コース自体もモナコ市街区コースっぽい感じの面と、ホッケンハイムの旧コース……シンプルなショートコースっぽい面とがあります。


レースゲームはコースが変わると内容がガラリと変わるのがいいよね。

そして、プレイヤーの目的は、お金をかけて有望なレースカーを自分の所有するものとし、途中経過を見て1~3位入賞車を予想し、入賞賞金と掛け金と出資額の収支で勝利を目指すのです!
レースゲームというより賭けレースゲームだこれ。

レースカーはスターティンググリッドにランダムに配置します。

コースが決まったら、最速のスピード8カードと能力カードをそれぞれシャッフルし山にします。速度8のカードは、各色ある。
普通のスピードカードは裏向きでシャッフルした後、各プレイヤーに均等に配ります。
スピードカードは、どの色のレースカーが何マス進むかが記されています。

※車の進め方はこんな感じ……
手番はファーストグリッドに自分の車がいるプレイヤーから得て、時計回り順に進行します。

手番になったら、スピードカードを1枚出す。

カードに示されている色の車は上から順に全て動く。

この時、自分の色のレースカーのみが動くわけではないのがポイント。

レースカーは前のいずれかのマスに進みます。
前がふさがっていると動くことができません。

ですから、自分の手札を見ると……

自分が状況をコントロールしやすい色と、しにくい色が分かるわけです。

これを見てレースカーを競りにかけます。
つまり、この時点まで、だれがどの色のレースカーを受け持つか決まっていないのです!

競りは、スピード8のカードと、能力カードのセットを表向きにして開始します。

能力カードは通常のルールとは異なる動き許すことになるので、こちらも要注意。


例えば「戦略派」は、1色だけ無視できるので……


黒のレースカーをオーバーテイク!

競りで支払う金額の提示はスピードカードで行われ、今競られているレースカーの色を含むカードのその色の数字の金額を支払うものとして、競りにかけます。

競りに使ったカードは特に捨てたりしませんので、この時どんなカードをほかのプレイヤーが持っているのか、確認するのもちょっと大事。

この競りを全てのレースカーの所有者が決まるまで繰り返します。

それが終わったら、レース開始。
先ほど説明した通り、ファーストグリッドに居るレースカーの所有者から、手札を1枚出してレースカーを進める……というのを時計回りに続けます。

途中3か所あるベットラインをいずれかのレースカーが通過した時点で、チェッカーフラッグを受けそうなレースカーにチェックします。
これは1~3着で賞金をもらえ、自分のレースカー以外にチェックするのもアリ。

もちろん、1位から5位までは賞金が出ますので、自分のチームはなるべく上位に入ってほしいところ。


このシートがキモ!
出資額(レースカー獲得の競りでの支払額)とその出資した車の順位による賞金と、3回ある別途による掛け金で勝敗を決めるのです!

ルールは簡単、展開はスピーディーで駆け引きは盛り上がり、プレイ時間も短時間。
昔のゲームとは思えない完成度でゲーム初心者にもプレイしやすいゲームとしておススメいたします。

ダウンフォース
プレイ人数:2-6人
対象年齢:8歳以上
プレイ時間:20分
製作:Iello
デザイン:ヴォルフガング・クラマー
価格:5,000円+税