デーデデデデデッデデデデデー『8Bit Box(ゲーム同梱版)』デデデデーデデデデッデデデデデー


今回紹介するのは、Ielloが投入する最新のゲームハード

8Bit Box

です。

最新テクノロジーにより、ケーブルやモニターやスピーカーは不要のアナログゲームとなっています。


こちら正面。
スイッチとリセットボタンは、最新技術により消費電力0Whなので使いません。


背面。
21ピンの端子がありますが、使いません。

コントローラーは6個付属。

デジタル回転テクノロジーによる操作を実現。
左は8方向ダイヤル……

右はAからDまでの4ボタンダイヤル……

中央に0から9までの数字ダイヤルがあります(1~6の数字は、各コントローラーに色にも対応)。


黄色のコントローラーは新品ですが、ほかのコントローラーはカスタムされていたり、シールが貼られていたり、使用感がある。

そして最新のゲーム体験を実現する内部のモジュール類!

疑似乱数ではなく、完全乱数生成アルゴリズム搭載のキュービックエンジン!!

……ダイスだこれ。
5種類のダイス。緑は普通の1から6まであるもの。白は〇×が3面ずつ……などなど。

モバイル3Dハイレゾピクセル72個で様々なものを表現!

……持ち運びができる立体の高精度(実物だから)なピクセル、つまりキューブ類。

頑張れば通信対戦もできる、汎用通信プロトコルによる動作!
通信プロトコルは……電話とか、Skypeとか。多分国内だと言語は日本語。

という仕様のハードとなっています。
同梱ソフトは3本!
今後も続々新作が登場する予定となっているゾ!

8Bit Box(ゲーム同梱版)
プレイ人数:ゲームによる
対象年齢:ゲームによる
プレイ時間:ゲームによる
製作:Iello
デザイン:フランク・クリッティン、グレゴワール・ラルゲ
価格:4,800円+税

つまり、『8Bit Box』とは、この「本体」の共用コンポーネントを使うパーティー・ミニゲーム3本同梱のハードになります。
……そう、こいつはただのゲームハード! アナログだけど、ゲームとしては個々のゲームを紹介しなければ!

まずは

ピクソイド

3-4人でプレイでき、プレイ時間15分程度のアクションゲーム。
使うのは、コントローラーと、カラーキューブと、汎用キューブ16個

ゲームは、電子回路の迷路を1人が逃げ回る側(ピクソイド)になり、ほかのプレイヤーは追いかける側(バグ)になる、というもの。

途中に落ちているキューブは逃げる側が獲得できるボーナスキューブで、点数になるぞ!

上からみた図。

移動は各自こっそりコントローラーでプロット。

方向と移動距離だ。右に2ピックス移動。

ピクソイドが動いたのち、バグの移動を解決し、ピクソイドは捕まらなければ、毎ラウンド最後にキューブ(1点)をもらう。
獲得したボーナスキューブも1点。
最大12ラウンド+4ボーナスがハイスコアだ!

バグは捕まえれたら、各自残っているキューブの数だけ点数を得るぞ!
最大は1ラウンドに捕まえて、残りキューブ12個だけどさすがに迷路の配置はそれを許さない……

このように、各自1回ずつピクソイド側になって得点を競うのだ!

見た目的にはピクソイド側にパワーアップがあるといいよね……バグを食べれるやつ……と思ったけどおそらくやってたら怒られる(でもそれっぽく、よくできている!)。

シンプルで短時間で終わるミニゲームで、8Bit Boxのハードの機能を覚えるにはちょうどいいゲームとなっているゾ!

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アウトスピード

はゲームハード同梱ゲームの定番、レースゲームだ!

あとの定番は……射撃ゲームとか?

3-6人でプレイでき、プレイ時間30分程度のレースゲーム。
使うのは、コントローラーと、汎用キューブと、ダイス2種だ。


ゲームは、惑星上をマシンを操って駆け抜ける、SFモノの妨害アリのレースゲームとなっています。

低ポリゴンながら、かっこいいレーサーマシン。

ゲームボードはどれだけ先に進んでいるかをあらわす。

ものすごい勢いでスクロールしていて、相対距離だけ変わっていると思いねぇ。

レースの途中で拾うボーナストークンでパワーアップしたりする。

SFのレースゲームでアイテム拾って……F……ゼ……どこかで見た気もするが気にしない。

今回キューブはエネルギーをあらわし、12個持っています。

コース自体はタイルで表され、1ラウンド=タイル1枚。ゴールと合わせて13枚のタイルを駆け抜けます。
どのコースを走るかは、秘密プロット。

上に主にコストが書かれていて、大体は支払うエネルギーで……
下に利益。前に進むマス数や拾えるアイテムなど。

おいしいコースには制限人数もあり、超えてしまうと何も得られないことに。

多数派になったらババひいちゃう。

ダイスを使うタイルもある。

進行ボードは各マシンの相対距離をあらわしますが、3枚目が置かれた時、一番後ろのボードは取り除かれ、乗っていたマシンは脱落します。
また、エネルギーがなくなっても脱落です。

エネルギーは確保しつつ、かつ置いてけぼりにならないようなコースを選びつつ、いざというときのアイテムは確保する……のを秘密プロットでする感じ。
これまたルール的にはシンプルな同時プロットを生かし、性能はほぼ同じマシン同士でやるレースゲームの、コース取り奪いあいの感じを再現しています。

こちらは脱落アリですが、最大6人まで遊べるので合間のゲームとして重宝しますよ!

最後に同梱ゲームといえば必ず入るスポーツゲーム……アメリカ市場では必須な感じ。

スタジアム

もオリンピック的なスポーツ競技をテーマにした、チーム戦の競りゲーム。

3つの中では最長の40分、4人か6人で2チームに分かれることになります。

基本使うのは、コントローラー。ダイス。キューブ。
ゲームとしては、10種の各種競技でメダルを競い、総合で勝利を目指すことになります。

しかし、体力には限りがあり、各競技での勝敗は大体がどのくらいの体力を使うかで決すると思ってください。
初期の体力はそれぞれ25体力になります。

競技は全部で16種類で、そのうち10種類で勝敗を決します。
採用競技は、自転車トラックレース、馬術、ゴルフ、新体操団体、重量挙げ、400メートルリレー、棒高跳び、アーチェリー、100メートル走、ビーチバレー、ドーピングテストが通常競技。

例えば、走り棒高跳び。
9体力使う上の段からチャレンジ……するかしないかを秘密プロット。
パスしたら、下の段で再びチャレンジするかしないか……というのを繰り返します。

最初に9体力払えば、金は間違いないけど、相手チームに1人でも勝っていればアドバンテージが取れるわけだし、どれだけこの競技につぎ込むかが今後の展開にかかわります。
しかもこの競技はプレイヤー間の相談は禁止。
競技により、相談の不可や、体力の競り方は異なるのだ……悩ましい!

最終日の競技は、バスケットボール、フェンシング、ラグビー、テコンドー。

激しく体力を使うかもだけど、逆転目指すならここで勝たねば。

だんだん減る体力と各自の思惑が面白いパーティーゲームとなっています。
また、前の2作とは方向性がまた異なり、こういったデザインもありか、となるゲームでもあります。
オススメ。

……と、こんな感じで軽目のパーティーゲームが3本。
これらのソフト自体は重たい本格的なゲーム、というより、軽めのパーティー・ファミリーゲームよりのラインナップとなっています。
いずれも比較的短時間で、ちょっと何かやろうか、というときに人数とプレイ時間でいろいろ選べるのが良いところですよ!