クロイツ・ゼクスト

白銀の歌姫が秘匿していた伝説の絶対奏甲。ヴァッサァマイン包囲網のなかに突如現れ、驚異的なポテンシャルを全世界に見せつけた。操縦ペアはツムギ/白銀の歌姫。
 歌姫大戦に関する事実の多くがそうであるように、星芒奏甲=クロイツ・シリーズもまた「ロスト・メモリーズ(失われた記録)」のひとつである。ただ、かつて十二人の機奏英雄とその半身たる歌姫たちがこれらを駆って奇声蟲を殲滅したということだけが伝承として残されている。

 伝承によれば、クロイツ・シリーズは以下の12機。
エーアスト(一番機)/ツヴァイト(二番機)/ドリット(三番機)/フィーアト(四番機)/フュンフト(五番機)/ゼクスト(六番機)/ズィーベント(七番機)/アハト(八番機)/ノイント(九番機)/ツェーント(十番機)/エルフト(十一番機)/ツヴェルフ(十二番機)である。すでにフィーアト(四番機)、ノイント(九番機)、エルフト(十一番機)が各地遺跡などから発掘され、機奏英雄の手に渡っている。

 また、ポザネオ最高評議会は「評議会所有のクロイツ・シリーズを二機、自陣営の英雄に貸し出す」ことを発表した。未確認ではあるが、評議会所有の二機は、エーアストとドリッドであるという情報がある。もっとも隠し事が得意な評議会のこと、二機以上のクロイツを秘匿している可能性は十分ありえるが……? -->