コーダ ビャクライ

アーカイアへ召喚された機奏英雄の一人で、現世騎士団の団長。「自分の運命は自分で決める」というポリシーに基いて動き騎士団はそれに従うが、要人の誘拐、暗殺、傭兵稼業とテロリストの様相を呈している。
とはいえアーカイアへ召喚されてからの短い時間で、「騎士団」と呼べるほどの規模の勢力をまとめ上げたことは、コーダのカリスマと政治的手腕の証明とも言える。 その目指す先はアーカイアに現世人(現世騎士団の機奏英雄は、自らをこう称する)の国を成立させること。ファゴッツのガイスト・シュロス城を居城とし、機奏英雄の中にいた技術者などによる絶対奏甲の独自開発・生産(アークドライブは既存の絶対奏甲を鹵獲して取り出したとみられる)や、人工的なノイズ(奇声蟲ではなく、奇声蟲が発する有害な泣き声)発生器、ウィルスの開発まで行っている。
歌姫を道具のように扱ったり、戦い方からすると極度の現実主義・実力主義と見られ、そのポリシーに沿った行動力が正しい方向へ向けば世界を動かす力になりえる勢力である。
宿縁の歌姫はリリ・リーアで、乗機は独自なカスタマイズを施したキューレヘルト。星芒奏甲のひとつクロイツ・ツヴァイトを所有はしていたが機乗したという記録はない。