十二賢者

最高評議会の議員。評議会の賢者は無私であることをあらわすために仮面をつけている。この12人と議長である白銀の歌姫が「ポサネオ最高評議会」を構成する。黄金の歌姫の意思を形にする直属機関として、アーカイアの各国の女王に対しても実権と言える強さの影響力を持つ。基本的には現状のアーカイアを守ることを主眼において判断を下す。完全な世襲制で議員になるのはその家でも最年長の者である。
200年前の歌姫大戦では、黄金の工房にアークドライブと絶対奏甲の開発・管理を指示したが、終結直後には工房の人員のポサネオ島外への渡航を禁止する一方、奇声蟲の撃退により不要になったという理由で、各国から絶対奏甲を没収させたのも彼女たち最高評議会の十二賢者である。
黄金の歌姫白銀の歌姫に加え、機奏英雄たち(特に現世騎士団)や自由民など思想的にバラバラになってしまったアーカイアの情勢のなかで、この12人の中でも賢者アダマーズに対して見られるように他の賢者が異を唱えるような場面も有り、必ずしも統一意見されているわけではない。
直轄の軍も配下に持っており、工房を管轄しているため配備される絶対奏甲は最新な上に整備も行き届いていた。そのためアーカイアに存在する軍の中では最高の質を誇る。